iPhoneXで新しく導入される『FaceID』。使いやすいのかどうかが気になりますよね。
なかには今まで通りのTouchID(指紋認証)の方が良いという人もいると思います。
個人的に心配だったのは、化粧で見た目が大きく変わる女性や、寝起きで目がほとんど開かなくなるタイプの人でもFaceIDはストレスなく使えるのか?というところ。
気になったので、現段階で発表されている情報をもう一度整理してみました。
目次
FaceIDなら一瞬で認証される
FaceID(顔認証)はiPhoneXにのみ搭載される新しい機能です。
下のように目を開いた状態でカメラを見ると一瞬でスマホが使えるようになるという便利な機能です。
iPhone X、フェイスアンロックしてます。一瞬です pic.twitter.com/MqlcuPpX53
— ACCN @EngadgetJP (@ACCN) 2017年9月12日
料理やPC作業などで手が離せなくても、Siriと合わせて使えば電話や音楽再生など出来てしまいます。
iPhoneXはどうやって顔の情報を調べるのか

iPhoneXのカメラをチラッと見ただけでFaceIDは使えます。カメラに顔が映った瞬間、赤外線カメラによって3万以上の目には見えないドットが投射されることにより顔マップが作られ、同時に顔の赤外線イメージも取り込まれます。そしてその情報が事前に登録した顔情報と合致すればロックが解除されるという仕組みです。
Appleによると、自分の顔の精緻な深度マップを作るわけですから、指紋認証よりもセキュリティ面で優れているとのこと。たとえば双子の入れ替わりでも、顔写真やハリウッドでも使用されるような特殊マスクを使っても見分けられるそうです。
ただし、13歳未満の成長段階の子どもの顔ではFaceIDの精度が落ちるとのこと。そのため双子や兄弟姉妹など顔が似ている子どもでは本人でなくてもロック解除される場合があるかもしれません。
化粧やヒゲがあっても認証されるのか?
Appleによると、化粧を変えたりヒゲを生やしたりしてもFaceIDは認識するそうです。
ただし、顔いっぱいに生えていたヒゲを剃ったり、外見が大きく変わったときはパスコードの入力をして本人確認をしてから顔データを更新する必要があるとのこと。
ということは、化粧で顔が別人レベルに変わる人は認証されないかもしれません。どのレベルまでの変化で認識されなくなるのかはまだ未検証ですが、顔が明らかに変わる人はFaceIDをOFFにしてパスコード入力に切り替えたほうがいいでしょう。
ただ、サングラスやメガネをかけたり、カラコンをつけたり、防止やスカーフを身に着けていてもFaceIDは機能すると発表されているので、女性のメイクや男性のヒゲなどでFaceIDが使えなくなるという心配はあまり必要ないのではないでしょうか。
机や床に置いた状態でも使える

顔認証だからといって、必ずしもiPhoneを目線の高さまで持ち上げる必要はありません。カメラに顔が写りさえすればロック解除できるようになっており、たとえ床に置いた状態でも問題ないそうです。
TrueDepthカメラを起動させる方法

顔認証に使われるTrueDepthカメラは、いつも起動しているわけではありません。
起動するのはiPhoneを持ち上げたり画面をタップしたり、通知が届いて画面のスリープが解除されたときです。
つまりメールが届いたときにiPhoneをチラッと見てロック解除をするといった事はできますが、長時間放置していたiPhoneを見ても認証されることはないのです。
たしかに置きっぱなしにしていたiPhoneをふとした拍子に一目見ただけで解除されては困りますよね。また、設定で常にカメラを起動状態にできるかどうかは現段階では不明です。
寝顔でロック解除される場合もある
FaceIDを使うときは目を開けていなければならないので、通常は寝顔でのロック解除はできません。写真を使ったロック解除もできないので「寝顔で解除されたら…」といったことは心配しなくても大丈夫でしょう。
ただ、視覚に障害がある方でも使えるようにするため、任意で目を閉じていてもFaceIDが使えるようにすることはできます。(設定方法はiPhoneの『設定』を開き『FaceIDを使用するには注視が必要』をOFFにするだけ)
顔情報は自動で更新される
顔情報はFaceIDでロック解除に成功した場合などに自動で情報が更新されていきます。
そのため年齢を重ねたり髪が伸びたりといった“変化”があっても認証されますし、定期的に手動でFaceIDに登録し直す必要などありません。
顔情報を取り込んで安全なのか?
iPhone5sで指紋認証が導入されたときも心配する声がよく挙がっていましたね。ただ、FaceIDでのセキュリティ対策はかなり厳しくなっているので、あまり心配しなくても大丈夫そうです。
具体的には、AppleによるとFaceIDで取り込んだ顔情報である深度マップと赤外線イメージは、数学的モデルに変換されたうえで暗号化され、『Secure Enclave』でしか利用できない特別なキーを使って保護されるとのこと。
そしてFaceIDのデータはiPhone本体だけに格納され、iCloudやその他の場所にバックアップされないようになっています。たとえばAppで課金するときにFaceIDで本人認証をしても、顔情報がApp側に送られることは無いため安心です。
もしiPhoneから顔情報が転送されるとすれば、ユーザー本人がAppleCareでサポートを受けるためにFaceIDの診断データを提出することに同意した場合だけ。
どうしても不安という方は、FaceIDを使わないように設定することもできますし、一度取り込んだ顔情報を消すことも可能です。
もしFaceIDをOFFにしても『TrueDepthカメラ』は、画面のON-OFFや明るさ調整などで活用されますし、その機能をOFFにすることも出来ます。
Appleイベントでの映像
2017年9月12日に開催された『Apple Special Event』の映像はコチラ。FaceIDについては1時間40分頃からです。
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