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ワイヤレス充電はケースをつけていても反応する
iPhone8や8Plus、iPhoneXはスマホを置くだけで充電できる“ワイヤレス充電”に対応しています。
ただし金属製のケースを装着しているとワイヤレス充電ができないばかりか、本体が発熱して故障などの原因になる恐れがあります。実際、iPhone8や8Plus、iPhoneXなどは従来のアルミ製からガラス素材へと変わっていますよね。
そのためワイヤレス充電をしたい人は、皮やシリコーン製のiPhoneケースを買うとよいでしょう。

すでにApple純正のケースも登場していますよ。
金属製のバンカーリングをつけたままのワイヤレス充電はできない
「バンカーリング」って聞き慣れないかも知れませんが、画像で見ると分かりやすいと思います。「スマホリング」、「ホールドリング」、「落下防止リング」と呼ばれることもありますね。

スマホの背面に取り付け、スマホが手から滑り落ちるのを防止するために使用するリングです。最近のスマホは画面が大きくて手に収まらない機種も多いので、なかなか便利なグッズなんですが、ワイヤレス充電をする場合は邪魔になってしまうようです。
革やシリコン製のケースをつけたまま充電はできるんですが、金属製のバンカーリングはワイヤレス充電することができません。理由は上の金属製ケースと同じですね。また、リング部分に厚みがあるため、スマホと充電器に隙間ができてしまうというのも充電できない理由の1つです。
もしバンカーリングをつけたいという場合は『バンカーリングの代替品まとめ』にあるような商品を使うとよいでしょう。ただ、落下防止グッズをつけるとそれなりの厚みになるので、ワイヤレス充電ができるかどうかは実際にやってみなければ分かりません。
今はまだ「シリコーン製のバンカーリング」や「ハンドル付きカバー」といった商品バリエーションは少ないですが、今後iPhone8やXのユーザーが増えるにつれて新しいグッズもどんどん登場してくるのではないでしょうか。
【▼バンカーリングについての参考動画はコチラ(6分14秒~)】
iPhone8やXのケースの厚みは3mmまでにしよう

(※画像)
ケースが厚すぎると上手く充電できない恐れがあります。現在AppleStoreで販売されている『Belkin Boost Up Wireless Charging Pad』が3mmまでのケースなら装着したままで充電できるとしているので、これを目安に選んだほうが安心です。
Qi規格のワイヤレス充電器を買おう
充電器の規格は『Qi』と書かれているものならApple純正のワイヤレス充電器でなくても大丈夫です。Amazonなどには画像のようなタイプも販売されています。ここにiPhoneを置くだけで充電されるので、本当に便利ですよね。

(※画像)
画像のものはiPhone8が登場したためか現在は売り切れになっていますが、同じQi規格のワイヤレス充電器なら他にも2,000円ほどで出ているので色々とチェックしてみてください。
ちなみに2018年に登場するApple純正の『AirPowerマット』なら、複数台のiPhoneやAppleWatch等を同時充電できます。
ワイヤレス充電器はスタンド型がオススメな理由

ワイヤレス充電器には「平置き型」と「スタンド型」の2タイプあります。
そして筆者がオススメするのはスタンド型。というのも、平置き型だとiPhoneを置く場所が充電器の中心からズレると、充電されないこともあるからです。
毎回、ちゃんと充電できているかチェックするのも面倒ですし、寝ている間にベッドサイドに置いた充電器に手が当たってズレるという事があるかもしれません。まあスタンド型でも充電器を倒せば同じですが、固定しておけば問題ないでしょう。
あとは単純に平置きするより、立てている方がちょっと操作するときに便利なんですよね。バンカーリングをつけたいなど、とくにこだわりがない人はスタンド型を買っておくほうが良いかもしれません。
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金属製のバンカーリングやケースをつけたままワイヤレス充電ができないなど色々と問題はありますが、落下防止ならハンドル付きのカバーを探せば対策できそうです。今後いろいろと対応商品が出てくると思うので、それほど心配はいらないかもしれませんね。
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