「急ぎません便」だけじゃダメ!宅配BOXを置いて再配達を減らそう

「急ぎません便」だけじゃダメ!宅配BOXを置いて再配達を減らそう

『急ぎません。便』という、従来の“通常配送”の呼び方が変わっただけのようなサービスが一部の通販サイトに登場しました。いままでの「翌日着」などではなく、1~3日後に届くようにするというサービスだそうです。でも、これだと単なる「通常配送」ですよね。

実際、「何も解決していないよね?」という声がSNSでも多数挙がっています。

急がないからって配達量は変わらない

注文者の所に荷物がいつ届こうが、宅配業者さんが配送する荷物の量は変わらない。ということは、急がないからって宅配業者さんの問題が解決するわけではないんですよね。

そもそも今問題になっているのは「再配達の多さ」による業務の増加だったり、昼食すらマトモに取れないほどの時間指定の多さだったりします。それを解消するために求められているのは、「急ぎませんからいつでもいいですよ」と相手に任せきりにすることではありません。

そもそも「急ぎません便」と「通常配送」って名前が違うだけで中身はほぼ同じですよね?

「宅配ボックス設置」と「日時指定なし」で解決する話

急ぎません便にしたところで、再配達率が下がらなければ何も変わりません。

ドライバー側が知りたいのは「確実に1回で受け取ってくれるのはいつなのか?」ってことです。「急ぎません」という曖昧な指定なんて求めてないわけですね。

「急ぎませんけど、届けに来た時間は家にいないかもしれません」ということになるくらいなら、各自が宅配BOXを買って、自宅前に置いておき、注文の時は「日時指定なし」でお願いするほうが何倍も良いでしょう。

2017年に福井県あわら市で行われた「宅配ボックスを置いた再配達率の変動実験」では設置前には49%もあった再配達率が、設置後4ヶ月で8%にまで減少したとのことです。「急ぎません」より「宅配BOXに入れてください」のほうが、ドライバーさんにとってはずっと嬉しいのではないでしょうか?

集合住宅でも置ける宅配BOXはある

宅配BOXは今なら2~5千円くらいです。

ちなみに私は折り畳み式のものを買いましたが、わりと大型の段ボールも入るのでAmazonの過剰梱包だってOK。昔は再配達をお願いすることが多かったのですが、いまでは本人限定郵便などくらいで、ほかで再配達をお願いすることはほぼゼロになりました。自宅にいるときは対面で受け取りますが、その際にドライバーさんから「宅配BOXあると本当に助かります」と言われることもしばしばです。

集合住宅にお住まいの方でも、宅配BOXには“折り畳み式”だったり“吊り下げ式”なんかがあります。集合住宅だと法律上の問題から「廊下に私物を置かないこと」と決められていることがありますが、ドアの郵便受けに吊り下げられるタイプの宅配BOXなどは大丈夫なこともあります。心配な場合は管理会社に問い合わせてみるのもいいでしょう。

宅配BOXを選ぶときのポイント

宅配BOXは、盗難対策がされていないとドライバーさんも荷物を入れられないので、ワイヤーでドアなどに固定できるものを選びます。ドアノブがワイヤーを通さない形のときは、ドアの蝶番(ちょうつがい)のところにワイヤーを回すようにしてドアと宅配BOXをつなげることもできます。もちろんワイヤー自体を切られれば持って行かれるので、高価なものを頼むときは今までどおり日時指定して対面で受け取るほうが安心です。

また宅配BOXの容量ですが、Amazonだと商品の何倍も大きな段ボールに入って届くことが多いので、自分で考えているより大きめのBOXを選ぶほうがいいでしょう。私は50リットルにしましたが、これくらい大きいと割りとどんな荷物でも入るので便利です。折りたためばコンパクトなので邪魔になりません。

一人ひとりが気をつけるだけで再配達はなくせるはず

宅配BOXを設置し、注文するときは「スピード便」ではなく「通常配送」にして、荷物は「準備できたものから順次発送」ではなく、できるかぎり纏めてもらう方でお願いする。注文時の住所欄に「宅配BOX有り」と書いてドライバーさんに知らせる。こういったことを一人ひとりが出来るようになれば宅配業者さんの負担は減るはずです。

「急ぎません」は単なる“通常配送”でしかなく、それで配達量が変わるわけではありません。それよりも「この日なら確実にいつでも受け取れます」「不在なら宅配BOXに入れてください」と言える方がいいのではないでしょうか。

>>省スペース可の宅配BOXも登場!再配達を減らせるか?

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