いつの世にもやり始めるまでが長い人っています。「●●がしたい」と口では言っていても、腰が重すぎてなかなか取り掛かろうとしない。やる気というか想いはあるのに、最初の一歩を出すまでに時間がかかる。貴方にもそんな経験がありませんか?
- やるべき作業が多すぎて、何から手をつけていいのか分からない
- 部屋の片付けをしたいのに、やる気がでなくてネットばかりみてしまう
- ジムにいくはずがソファーでゴロゴロ過ごしてしまう
やりたくないもの、面倒なことを避けようとするのは、ごくごく自然なことです。
ただ、いざ始めてみたら取り憑かれたように集中できたり、なんだか楽しくなったりすることもありますよね。「もっと早く始めておけばよかった」と後悔することもしばしば。
当たり前ですが「すぐに実行できる人」と「時間のかかる人」なら、すぐ実行できる人になったほうが得です。成果や評価にも関わってくるので、ココに書いたようなポイントを意識して取り組んでみてください。
目次
直ぐに始められる人間になるための方法
いざ始めたら楽しくなる!それは脳が「作業興奮」を起こしているから
最初は面倒くさくて後回しにしていたことが、いざ取り掛かってみたら意外と楽しくなって「もっと早く始めていたら…」と後悔したことはありませんか?
これは「作業興奮」といわれる状態です。
最初は嫌だったのに、いざ始めてみたら「おっしゃー!やるぞ!」と脳が覚醒するような感覚が湧き上がってくる。やる気が出るまでが長いと悩んでいる人は、とりあえず手を動かしてみましょう。すると徐々にエンジンがかかってくるはずです。
不安になって手が止まる人は、やり始める前から色々と考えすぎないこと
腰が異常に重い人によく見られるのは、始める前から色々と考えすぎているということです。
「結果が出なかったらどうしよう」とか、勝手に不安を煽って、勝手に身動きがとれなくなっていることが多いように思います。
そもそも勉強にしろ仕事にしろ、始める前から不安になるなんて無駄です。スキルも知識もないうちに「やってみて結果が出なかったら」「上手くいかなかったら」なんて考えても仕方ありません。
最初は考えすぎても仕方ないので、あまりモヤモヤとするのはやめましょう。
ハードルを徹底的に下げてみよう
直ぐに取り掛かれない人は、なにか理由をつけて先送りにすることが得意です。「あと●分休んでから」「●時になったら」など先送りにしやすい人は要注意。
先送りにしたくなるのは、始めるまでの労力が大きいからです。「今日中に●●を終わらせなければいけない」など、やらなければいけないことばかりに意識をとられてしまうので、ついつい逃げ出したくなるのです。
なので、まずはハードルを下げましょう。
たとえば朝のランニングを始めようと思っていたのに、いざ起きてみると「今日はいいかな」と思ったなら、とりあえず着替えるところからやってみましょう。「ランニングをする」から「着替える」へハードルを下げて、それを一つずつクリアしていくのです。
>>朝ランニングは良いことだらけ!三日坊主でも続けられるポイントとは?
集中できる場所、時間、音楽などを見つける

どうしても集中できない、他のことを初めてしまうという人は、自分なりのルールを見つけましょう。
スポーツ選手が試合前にお気に入りの音楽を聞いて集中力を上げように、「コレをすると気合が入る」というものを探してみてください。
たとえば仕事のための資格勉強をしたいのに、家に帰るとYouTubeばかり見てしまうなら、コワーキングスペースを借りてもいいでしょう。気持ちが落ち込んで何も手に付かないなら、尊敬する人の著書を読んで気持ちを高めるのもいいですね。
やりたくないのは皆同じ。だから直ぐに始められる人が強い

誰だってできれば楽をしたいと思っています。だから、やらなければならないことを直ぐに始められる人には高い評価がつきますし、人より成功するチャンスも多くなるのです。
- 悩み過ぎない
- ハードルを下げる
- とりあえず始めてみたら案外楽しくなる!
- 場所や音楽など、自分なりのスイッチを見つける
- 皆やりたくないことをやれば自分は一歩リード!
やるべきことを先延ばしにするのは、自分で自分を追い込んでるのと同じです。ギリギリになって、いよいよやらなければ間に合わなくなるまで始めないので、いつもいつも苦しい想いをすることになります。この負の感情が重しとなって、さらに手を動かせなくなる人もいるのではないでしょうか。
結局、やるかやらないかは自分次第です。自分が「やり始めたら止まらない人間」「やってみたら意外と楽しめる」と分かっているなら、とりあえず手を動かしてみませんか。行動力さえつけば、あとは周りからの評価もあがって自信もつくなど、どんどん良い循環がうまれます。
