退職や異動などで職場を離れる女性に送るプレゼントは何がいいのだろう――。あまり高すぎても相手が気後れするかもしれないし、安すぎるのも考えものですよね。気持ちですからなんでも喜ばれると思いますが、そうはいっても悩んでしまう人は多いのではないでしょうか。
そこでリメンズ編集部(女)が、『20代女性に贈るプレゼント』をいくつか考えてみました。
目次
カタチに残らないもので探すならコレ
20代女性に送るアイテムが一番難しいかもしれません。というのも、学生アルバイトなのか、新社会人なのか、それとも社会人として数年の経験があるのかで趣味思考がガラリと変わるからです。20代前半と後半では、まるで別人といっても過言ではないほど。
なので一番無難なのは、お菓子や入浴剤、ハンドクリームなどの“消えもの”です。カタチに残るものなら、ペンがいいかもしれません。
お菓子や紅茶の詰め合わせ(予算1~2,000円ほど)

一番メジャーとも言えるのが「お菓子の詰め合わせ」でしょう。コーヒーや紅茶セットでもいいと思います。金額は安くても構いません。定番中の定番なので、まずハズすことはありません。同じように入浴剤などのリラックスアイテムもいいと思います。
ミニ花束(予算2~3,000円ほど)

フラワーショップなどで見かける2,000円程度の小さなブーケをご存知でしょうか?普通の花束サイズだと大きすぎて飾る場所に困りますが、ミニブーケなら一人暮らしの部屋にも飾りやすくて喜ばれます。
もし相手の好きな色や花が分かるなら、それでお願いしましょう。もし分からなくても、ダークな色合い(青、緑など)でなく華やかな色(ピンクや白など)を選べばOKです。
スキンケア用品(予算3~4,000円ほど)

(※画像:Amazon商品ぺージ)
化粧水などは商品が色々ありすぎますし、肌に合う合わないがあるので避けたほうが無難ですが、ハンドクリームなどは喜ばれることが多いです。
普段から使っているものを敢えて送るというのも一つの手です。もしあまりケア用品を使わないような女性でも、頂いたのをキッカケに使い始めることもあります。
商品自体はどこでも手に入りますが、贈り物だということを考えると見た目も考えて、できればギフトとしても使える「ミニサイズのハンドクリーム詰め合わせ」などを選ぶほうが無難でしょう。
参考までに女性に人気のブランドは『ロクシタン』や『キールズ』などです。もしギフト選びに悩んだときは、このようなブランドから覗いてみてもいいかもしれませんね。
長く使える、カタチに残るギフトはコレ
アロマグッズ(予算1~2,000円ほど)

(※画像:(左)アロマディフューザー、(右)空気清浄機)
ペットを飼っていない人には、アロマディフューザーなどの癒やしグッズも人気です。香りは人によって好みがありますが、オイルで自分好みの香りを出せます。ペットがいるなら消臭機能がついているものもいいでしょう。
ステーショナリー(予算3~6,000円ほど)

相手の好みを知っているなら、ステーショナリーもいいでしょう。ペンケースやパスケースなどは、もうすでに自分の好きなものを使っているはずですが、ちょっといいボールペンやノートカバーなどは20代ならまだ持っていない女性も多いはずです。お菓子などと比べると高めなので、職場の仲間と購入して贈るのもいいですね。
ものによっては「名入れ」ができるものもありますが、結婚などで名字が変わることもあるため少し注意が必要です。名入れは無いほうがいいかもしれません。
ちなみに「白やピンクだと可愛いけどオモチャ感がでてしまう」という声もあるので、色はシルバーやブラックなどのスタイリッシュなものがいいでしょう。このカラーなら仕事などフォーマルな場でも使えるので喜ばれます。日頃から手帳に日記や絵を書く人も多いでしょう。
ただしボールペンには「勉強」などの意味があるので、上司や年配の方に贈るのは基本的にNGです。ここでは20代女性に贈るものという意味でピックアップしています。(筆者のように気にしない人は気にしません。)
アイテムに隠された意味もしっておこう
先程少し出てきましたが、贈るものによってはちょっと怖い意味が含まれていることもあるので注意が必要です。
たとえば「櫛(くし)」は「苦」や「死」を連想させるためNGとされることがあります。ほかにも「時計」は「勤勉に」や「同じ時を歩く」などの意味があるため、家族やパートナーなど親しい仲でないかぎりは避けたほうが無難です。また、「ハンカチ」は「手切れ」と書くので、「あなたと縁を切りたい」という意味にもなります。
若いかたは気にしないことのほうが多いですが、目上のかたに贈る時は注意したほうがいいでしょう。
色々と紹介してきましたが大切なのは「気持ち」です。あまり深く考えすぎると迷宮入りしそうなので、もし身近に相談できる女性がいるなら選ぶのを手伝ってもらいましょう。
