Twitterに“家事の進め方”についての4コマ漫画が投稿され、話題になっています。
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夫婦ふたりだけなら家事をやるタイミングも融通がききます。ただ、小さな子どもがいると「寝かしつけた後に洗い物の音で起こさなくて済むよう先にやってしまおう」など、色々と考えながら動いたほうがスムーズだということに気づきます。
自分が手が放せない状態のとき、パートナーが家事を済ませてくれていたなら、皆が早く休める。誰がやるかではなく、いつやるのか。できる方ができることをすることが大事なのでしょう。
この漫画は、決して「男がダメ」とか「家事分担は当たり前の話」ということを伝えたいわけではありません。
あくまでも「今、自分は手が放せない。でもいまのうちに終わらせておけば楽になることがある。だからパートナーにお願いしたのに、うまく考えが伝わらなかった」というモヤモヤした想いが描かれているのです。
もしも、夫婦間で意識の共有ができれば、家事や育児だけでなく、結婚生活がとても上手く回るのではないでしょうか。
「いつやっても変わらないでしょう?」「いま済ませたい」という意識のズレ
家事の進め方は人それぞれ違います。
- (A)二人で協力すれば、もっと早くゆっくりできる
- (B)家事は協力する。でも自分のタイミングでやりたい
どちらが正しいというわけではありません。ただ、ここの考え方にズレがあると、夫婦間にモヤモヤしたものが溜まってしまいます。
これは家事だけでなく、結婚生活の至るところで出てくるもの。たとえば下のようなシチュエーションですね。
家族で出かけるとき、夫はすでに車で待っている。妻は子どもの靴を履かせたり、戸締まりをチェックしたりとバタバタ動いている。
もしこれが「一人が子どもを見ているうちに、もう一人が戸締まりをする」というように手分けできたなら、もっと早く出発できるでしょう。
漫画に描かれている皿洗いでも同じです。どちらかできる方が済ませておけば、みんながユックリできる時間がより早くやってきます。

夫婦はもとは生まれも育ちも違う他人です。考え方や過ごし方が違うのは当たり前。だからこそ「お互いを思いやること」と「考え方を擦りあわせていくこと」が欠かせないのです。
これは忙しい毎日のなかで、ついつい忘れそうになることを思い出させてくれる漫画でした。
※掲載画像は、ちくま@2歳2ヶ月(@chikumababy)さんの許可を得て掲載しています。
