オシャレ?メンズ向けの“泥汚れジーンズ”が酷評を浴びている

泥ジーンズの商品画像

商品画像:courtesy of Nordstrom Official Website

なんとも斬新なデザインの男性向けジーンズが発売された。

2017年3月に「トピーアールピーエス(PRPS)」が発売したのは、子どもを持つ男性をターゲットにしたジーンズだ。そのデザインが凄い。両足に泥汚れがついた状態をリアルに再現しているのだ。洗ったら取れそうだが、生地にしっかり染み付いていて、泥汚れも本物の泥ではないとのこと。

価格は約4万7000円。安いのか高いのかなんとも言えないが、かなり手間がかかっているのだろう。個人的には面白い商品だとも思うが、いかんせん高い…高すぎる。手洗いするのも大変そうだ。

1万円程度の女性向けジーンズは好評だったのに…

これまでにも奇抜なデザインのジーンズは他ブランドから登場していた。お馴染みのダメージジーンズも昔は斬新だったはずだ。

近頃の例でいえば、トップショップ(※)で出た女性向け商品の“ヒザ部分が透明ビニールのジーンズ”がそうだろう。価格は1万円程度。泥ジーンズよりかなり安く、賛否両論はあったが女性からの評判は良いようだ。

(※)イギリスのファストファッションブランドの一つ。世界20カ国以上で展開しており、日本でも若い女性に人気。

トップショップのメインターゲット層は18~35歳。正直なところ10代ならともかく、年齢も履けるシチュエーションもかなり限定されると思うがデザインは面白い。実際、ファッションとして面白く、安いものを探している層にうけたのだと思う。

「これを履いてクラブに出かけたら、みんなに褒められた」
「私の膝はとても魅力的なのに、冬は寒くて出せなかった。この商品は完璧な解決策!」

引用:「膝にビニール!?トップショップの「斬新デニム」に賛否両論」より

高価格の泥ジーンズには批判的な声が寄せられた

ヒザビニールデニムは受けたものの、泥ジーンズは5万円弱という高価格設定がネックとなり、批判的な声が多かった。

SNS上では価格が高いこともあり、「ブルーカラー(肉体労働者)層をバカにしている」といった声も見られ、現在は販売サイトのコメント欄が閉鎖されている。デザインは面白いと思うので、価格がもう少し安ければよかったのかもしれない。

そもそもジーンズは、その丈夫さから労働者も好んで履いていた。泥ジーンズのコンセプトにもある“子どもを持つ父親”というのも、「汚れることが怖くない」「米国製の丈夫な作業着」が根底にあるのだろう。

「富裕層向けだ」とも揶揄されているが、個人的には悪くないと思う。この商品のことを知らずに履いている人をみると「汚いな」と思ってしまうかもしれないが…。

ともあれ、奇抜なデザインを好む人は必ずいるので、興味のある人は手にとってみてもいいかもしれない。あとは手入れの手間だけが問題だ。

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