トイレでバチッ!ズボンを脱ぐとバチッ!
乾燥する今の時期、スネ毛が擦れてバッチバチと発電していませんか?毛が立つ感覚が嫌いな人も多いはず。そこで今回は、外出先ですぐにできる静電気を除去する方法です。後半は予防法をまとめているので、自宅でのケアなど参考にしてください。
目次
一時的に静電気を抑える方法を纏めてチェック!
キーホルダーなどを通して触る

手っ取り早いのは、手に金属製のキーホルダーや小銭などを握ってからドアノブを触る方法です。これならビリッとする感覚が苦手な人でも抵抗なくできるはず。
ちなみに指先からドアノブに近づけるのではなく、手のひら全体で一気に(ここが大事)触るとバチッとならずに除去できます。ただし怖がってスピードが遅いと失敗するので注意。

壁や地面などを触ってからドアノブを触る

地面などを素手で触り、たまった静電気を放電してからドアを開ける方法もあります。
下駄や革靴などを履いている人は自然と地面に放電できているはずですが、今のようにゴム製の靴底が多くなっている時代には静電気の逃げ場がありません。靴を購入する際には、靴底の素材が自然繊維かどうかにも注意しておくとよいでしょう。
「伊東家の食卓」の裏技も要チェック
昔『伊東家の食卓』という裏技を紹介するTV番組がありました。そのなかで静電気を除去する方法もあったので紹介します。
やり方は簡単。まとわりついている服を手で丸め、くしゃくしゃと揉んでから手をパッと離すというもの。ただ、女性のようにスカートならやりやすいのですが、男性の場合は布をまとめて掴むのが難しいもの。上着などで試してみるのはできそうですね。
保湿命!化粧水やハンドクリームを足に塗ってみよう
静電気は一般的には湿度20%以下、温度25℃以下で起こりやすくなります。この条件にならないような環境をつくることができれば静電気のイライラも減るはず。
そこでスネ毛が立ってきたなと感じたら、ハンドクリームなどを塗ってみるのも効果があります。できれば乾燥しないようこまめに塗るクセを付けたいところ。もしハンドクリームが恥ずかしいという人は、水で軽く湿らせるのもいいでしょう。
加湿器や観葉植物で湿度をあげよう

加湿器を使って室内を潤すのも大事なポイント。もし職場に加湿器がない人は「ペーパー加湿器」という手もありますが、加湿効果は劣るので、観葉植物への水やりなどで湿度アップを狙いましょう。
湿度が50~60%ほどに保たれれば静電気は起こりにくいと言われています。
静電気が溜まるのを予防する方法も知っておこう
静電気が溜まってから対策するよりも、そもそも発生しにくい状態にしておくほうが精神衛生上いいですよね。保湿が大事なのは同じですが、他にもいくつかポイントがあるのでチェックして起きましょう。
お風呂上がりに保湿する習慣をつけよう

最近は男の化粧品もずいぶん充実してきました。女性モノでも問題ないので「家にあるかも」という人はわざわざ買わなくてもOKです。
ポイントはお風呂上がりにボディクリームを塗ること。
実は、湯船からあがって数分の間は肌が潤っているように思えますが、その間も水分はドンドン蒸発しているのです。石鹸で体を洗ったり、タオルでゴシゴシと体を拭くと、皮脂や細胞間脂質という“フタ”の役目をするものが流れてしまうので、乾燥しやすい状態になるわけですね。そこでクリームなどで蒸発を防ぎます。ボディローションでも良いのですが、保湿効果はクリームには及びません。


でもガサガサ・バチバチしているより、キレイな肌の男性のほうが女子は好きですよ。
もし「ベタベタするのが嫌い」という人は、ベタつかないタイプのクリームも売られています。臭いが苦手な人には無香料タイプがオススメ。化粧品のラベル部分に「香料」と書かれていないかどうかを確認しながら探してみてください。
ちなみにグリーン系の香り(グリーンティとか)は女性のなかで評価が高いですよ。爽やかな匂いで印象アップしたい人は試す価値あるかも…?ただしどんなに良い匂いでも付けすぎると臭くなるので量には注意。個人的にはフローラル系の匂いが男性から漂ってくると「ん…?」となります。

柔軟剤で静電気を防ごう
柔軟剤の裏側をみると「静電気を防ぐ」と謳われているものがありますよね。レノアとか。
タオルなんかは柔軟剤を使うと水を吸い取りにくくなるから使わない方がいいんですが、服(セーターなど)は使った方がいいです。衣類に柔軟剤の成分がつくことで、衣類同士の摩擦で静電気が発生するのを防げるというわけですね。
ちなみに私は、秋冬は入れる量をちょっとだけ増やすなどして静電気対策しています。
着る服の素材によっても静電気のイライラが変わる?

綿やポリエステルなど色々ありますが、素材によって帯電しやすさが違います。
上は帯電表から部分的に抜き出して作った表です。中心辺りに“皮膚”がくるので、そこから一番遠い“ウール”や“塩化ビニル”を着ることで静電気が起こりやすいことが分かります。
帯電しにくい衣類は「麻」や「綿」の服。これは下着やハンカチなどに使われているアレです。逆に帯電しやすい衣類は「ウール」や「毛皮」。セーターなどですね。
また、プラスとマイナスの素材を重ね着するなど、素材の組み合わせによっても帯電のしやすさは変わります。できれば重ね着をするときは異素材よりも同じ素材で揃えたり、できるだけ近い素材を選んだりなど工夫してみるのもいいでしょう。
