1月末までの期間限定でモバイルバッテリーが様々な店舗で激安価格で販売されています。 その原因はPSEマーク無しのモバイルバッテリーが2019年2月より販売が規制される事にあります。
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PSEマーク無しのモバイルバッテリーは販売不可能

経済産業省による規制強化
通常電化製品にはPSEマークと呼ばれる安全技術の基本を守っている製品に発行されるマークが付いています。 日本国内ではPSEマークが付いていない電化製品は販売する事が出来ません。 電子レンジや冷蔵庫、洗濯機などの代表的な家電にも必ず付いておりましたが、 この度モバイルバッテリーも規制内の商品となる事となりました。
規制対象は在庫分も含めて全て
元々PSEとは関係の無い商品であった事からPSEマークを取得する必要がありませんでした。 よって2月1日より店頭に並んでいる商品は勿論、その他在庫分も全てPSEマークの無い商品は 販売出来なくなりますので、激安価格での販売が相次いでいます。
大手メーカー品も激安販売

安全基準のマークである事からマーク無しは危険というイメージがありますが、 そんな事はありません! 元々必要が無い商品であった為に大手メーカー品(パナソニックやSONY等)も存在しており 定価の9割引での販売も目撃されています。
モバイルバッテリー安いと聞いて来たけど、確かに安かった(日記) pic.twitter.com/nCxWdSn8oB
— デヤンス191さん (@deyansu191) 2019年1月23日
安全製に問題がある?
モバイルバッテリーは日本製だけではなく海外性も含めて あらゆる種類の製品が販売されています。格安の商品は中国や韓国での製造が多く、 一部の粗悪品は液漏れや発火などの現象も確認されています。 それらの事が原因でPSEマークマークが義務付けられる事となりましたが、 現在ある商品はマークの有無で安全製を比べる事は出来ません。
ネット販売もNG
PSEマーク無しはネット販売もNGとなります。 2月以降にも格安で販売をしているモバイルバッテリーは マーク無しの可能性がありますので十分に注意しましょう。 特に個人売買系では平気で横行する可能性が高いので事前に要確認しておきましょう。
機種別モバイルバッテリー対応

モバイルバッテリーは使用する機種により充電に不具合が生じる可能性があります。 特に1Aや2.1Aなどアンペア数の違いで充電出来ない事が多いので注意しましょう。
スマートフォン全般
基本は1A以上のモバイルバッテリーで充電が可能です。 但し、最近の機種はそれ以上のアンペアにも対応しており2A対応の モバイルバッテリーでは高速充電が可能となる機種も存在しています。 iphoneであれば6以降は2.1Aで充電する事により高速充電となります。
iPadやタブレット全般
タブレットはサイズが多いだけ必要なアンペア数も多くなります。 大抵は1Aでは充電が出来ずに2.1A対応のモバイルバッテリーで充電可能な場合が殆どです。 タブレットとスマートフォン両対応にするのには2.1A以上のバッテリーを選択しましょう。
IQOSやグローなど電子タバコ系
新しいガジェットとして電子タバコも充電が必須となりました。 特にIQOSの登場はモバイルバッテリーを更に普及させるようになっています。 電子タバコは小型にも関わらず殆どが2A対応となっていますのでご注意下さい。 1Aでは充電中となっても充電されません。
モバイルバッテリーの格安は1月31日まで

品切れも多数
大手の電気店ヨドバシカメラやビックカメラではすでに品切れも発生していますが、 ワンコインでの販売や9割引など、超お得な販売を行っていました。
PSEマーク無しのモバイルバッテリーの
— 戦闘員(でじぶー)🍶 (@dejiboo1) 2019年1月26日
投げ売りセールで
ヤマダもやってるってみたので
買いに来た
6700mAhで480円だつた
この前出先で8000mAh弱のやつ3000くらいで勝ったのに…
4つ買っても2000円
\(^o^)/ pic.twitter.com/AJpX5RqvNw
【今モバイルバッテリーが激安!】
— だてめがね@すろぱちくえすと (@y_datemegane50) 2019年1月25日
2/1から法律改正で丸いPSEマークがないモバイルバッテリーは販売できなくなるので、PSEマークのないモバイルバッテリーが投げ売り状態になっています!買うなら今がお買い得です。100円などで売っているお店もあるようなので、家電量販店を一度覗いて見てください。 pic.twitter.com/rCDWOgjolZ
今の商品は品質も問題なし
現在販売されているPSEマークなしは特に品質に問題がある訳ではありませんので、安心して使用する事が可能です。 但し2月1日以降に製造されPSEマーク無しで販売されている商品はマークを取得する事が出来ない商品となりますので、 かなりの確率で危険な商品となります。特に海外製には手を出すべきではありません。
