愛煙家の方には最も聞きたくない情報の一つが値上げと禁煙エリアの増加です。 残念ながら2018年10月1日よりタバコの値段が税率の改定に伴い一斉に値上げされます。
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アイコス、プルームテック、グローの加熱(電子)式タバコまで値上げ

幾度となくタバコの値上げをされてきましたので、正直もう慣れたという感じですが、 今回はなんとアイコス、プルームテック、グローの3大巨塔までもが値上げになります。 元々税率が低かった加熱(電子)式タバコですが、アイコスを筆頭に人気が高まった事により お金になると思ったのでしょう。残念ながら値上げ確定です。
各タバコメーカーの値上げ価格一覧
メビウス・プルームテック「日本たばこ産業(JT)」
- メビウスシリーズ 440円→480円
- セブンスターシリーズ 460円→500円
- アメリカンスピリットシリーズ 480円→520円
- ピースシリーズ 460円→500円
- ホープシリーズ 230円→250円
- キャスターシリーズ 420円→450円
- キャビンシリーズ 420円→450円
- プルームテック たばこカプセルシリーズ 460円→490円
軒並み値上げとなっており、30円~40円の値上げとなっており、長年の愛煙者が多いメビウス、セブンスターも勿論値上げです。 気になるプルームテックは30円の値上げで490円となっております。
引用:たばこ税増税に伴うたばこの小売定価改定・・・(PDF) 日本たばこ産業株式会社
マールボロ・アイコス「フィリップモリスジャパン」
- マールボロシリーズ 470円→510円
- ラークシリーズ 420円→450円
- ラーク・スマートプラス 390円→390円
- パーラメントシリーズ 450円→490円
- バージニアシリーズ 450円→480円
- アイコス ヒートスティックシリーズ 460円→500円
こちらも30円~40円の値上げとなっておりますが、ラーク・スマートプラスはなんと据え置きです。19本入りですが、鞍替えするのもありかもしれません。気になるアイコスは40円の値上げで500円とワンコインに・・・ 主力のマールボロよりは安いですが、主力の加熱(電子)式タバコ中では最も割高となります。
引用:たばこ製品の小売定価改定の認可について(PDF) フィリップ モリス ジャパン合同会社
ケント・グロー「ブリティッシュ・アメリカン・タバコ」
- ケントシリーズ 420円→450円
- ダンヒルシリーズ 460円→500円
- クールシリーズ 450円→480円
- ラッキーストライクシリーズ 460円→500円
- グロー ケントネオスティックシリーズ 420円→460円
- グロー ネオスティックシリーズ 450円→490円
同じく30円~40円の値上げになりまが、主力のケントシリーズは30円の値上げに留まりました。 グローは40円の値上げで460円となりましたが、元々の販売価格が安いので加熱式タバコの中で最安値となります。
引用:たばこ税増税に伴う紙巻たばこ製品の・・・(PDF)
引用:たばこ税増税に伴う加熱式たばこ製品の・・・(PDF) ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン合同会社
加熱(電子)式タバコは値上げナシはガセ!

元々、「アイコス」「プルームテック」「グロー」に代表する加熱(電子)式タバコは税率が通常のタバコより安くなっています。 従って利益率も非常に高い事になりますので、値上げは当分ナシと言われていましたが、あっさりと値上げ確定です。ちなみにプルームテックは約20%でアイコスの約50%と比べて税率が圧倒的に安くなっています。
禁煙を訴えるも禁煙されたら困る現実
たかが数十円の値上げでも喫煙者人口で考えると莫大な金額となります。昨今の禁煙ブームにより喫煙所が大幅に減り、 加熱(電子)式タバコの普及により通常のタバコは更に吸える箇所が少なくなっています。 が、禁煙されると税収が下がり日本政府が困ります。喫煙所は減らせ!健康第一!喫煙者は叩け!でもタバコ買って税収あげろ! という訳のわからない状況に陥っています。
今後の値上げの予定は?
実は2020年と2021年にも値上げが検討されています。こちらは税金の値上げであり、販売元のメーカーがどうするのかはまだわかりません。単純に利益が減る覚悟で据え置く可能性もあればさらに数十円上げるという事も考えられます。 今回加熱(電子)式タバコの値上げがされた事によりアイコス・プルームテックの値上げも確定でしょう。
