仮想通貨というと「ビットコイン」のように“投機的に売買されているもの”というイメージがあると思います。小難しそうというか、なんとなく怖いですよね?
でも「モナコイン」を知れば知るほど、面白そうと思ってしまうから不思議です。
日本から生まれた仮想通貨のモナコイン(モナーコイン・Monacoin)について調べてみました。
モナコインとは?
モナコインは日本生まれの仮想通貨!
「モナコイン」は2013年12月に登場した日本生まれの仮想通貨です。通貨単位は「MONA」。
モ ナ ハ ー ベ ス ト pic.twitter.com/v5HJmnCfqS
— モナコミ第5号@予約受付中! (@MONA_Anthology) 2017年11月5日
仮想通貨なので実物はありませんが、イメージイラストでは上のように2ちゃんねるで有名なアスキーアート「モナー」がモチーフのコインが描かれます。ビットコインのような難しそうなイメージがなく、どこか親しみやすいモナコイン。名前も可愛いですよね。
モナコインの使いみち
でも、ただ可愛いだけではありません。
実はゲーム大会の賞金がモナコインで支払われたり、モナコインで決済できるサービスが開発されたりと実用性もなかなか。
たとえば『AskMona』というサービスでは、質問に回答してくれた相手にお礼としてMONAを送るなど、ユーザー同士がモナコインをチップとして送りあうことができます。
ほかにも『tipmona』では、Twitterの投稿を評価したいときや、なにか感謝を伝えたいときにモナコインを送ることができます。これは使うときに一切の登録が必要ありません。モナコインを送る側も送られる側も、何の登録もせずにモナコインをプレゼントできるので、個人情報が漏れる心配がないのです。
まるで路上ライブでチップを出すかのように、モナコインはインターネット上で“投げ銭”ができる仮想通貨として愛されています。
また、モナコインのネットユーザーが集まって作っている合同誌『モナコミ』などもありますよ。『モナコミ』はモナコインで購入できる合同誌ですが、公式サイトでは最新号を除いた、創刊号からの作品を無料で公開しています。
【予約受付中】
— モナコミ第5号@予約受付中! (@MONA_Anthology) 2017年11月4日
モナコインユーザーの有志達で作る合同誌「モナコミ第5号」予約販売中!
予約特典:両面モナコルクコースター×2枚
価格:3MONA(送料込
予約〆切:11/30迄https://t.co/B61SHxm0zv #monacoin pic.twitter.com/cUuVi7HDiJ
有志によるサービス開発や運営が数多く行われているのを見ても、モナコインの愛されっぷりが伝わってくるというもの。
「ビットコインはちょっとよく分からない」という人も、モナコインなら親しみやすいかもしれませんね。
モナコインの入手方法は?
モナコインの入手方法はいくつかあります。
先ほど例に挙げたようなサービスを使って投げ銭してもらうのも一つの手ですが、他の仮想通貨と同じようにPCで採掘(マイニング)してモナコインを新規発行したり、外貨投資と同じように仮想通貨の取引所で売買することも可能です。
ただ売買は少し注意が必要です。というのも、2017年に入ってからモナコイン価格が急騰してしまい、1月には3円前後だったものが10月には一時的に700円以上になったことも…。脅威の「円安モナ高」です。投資というより投機に近いので、売買は知識をつけてから行いましょう。
ちなみに、Twitterで『脇山珠美ちゃんかわいい』というだけでモナコインを投げつけてくる脇山P(@WakiyamaP)という人物も有名。
脇山Pとは、人気ソーシャルゲーム『アイドルマスターシンデレラガールズ』に登場する“脇山珠美ちゃん”と“モナコイン”を愛してやまない謎のプロデューサーです。モナコイン啓明期の頃からマイニングを行っているとされ、モナコインの造詣が深く、そして「脇山珠美ちゃんかわいい」というユーザーの投稿に無言でモナコインを投げていくという、モナコイン界では著名な人物です。
オンラインゲーム大会の賞金にもなったモナコイン
『BATTLERITE(バトルライト)』は世界的に人気があるゲームです。日本国内でも新規プレイヤーの獲得や同ゲームの日本人コミュニティ活性化を目的として、有志によって非公式大会が開かれています。
特徴的なのは大会の賞金にモナコインが使われていること。大会運営者やスポンサーなどから集められたモナコインが、『Tipmona』のシステムを使ってTwitter上で優勝者へ投げ銭されるのです。
実は、さきほど紹介した脇山Pも大会スポンサーの一人。

公式サイトのスポンサー紹介ページには一言「脇山珠美ちゃん可愛い!!!」と掲載されています。(※画像)
第一回目の大会が2017年8月5日、第二回目が2017年11月11日に行われており、第二回目の優勝賞金は以下のようになっています。
- ・優勝チーム:時価2万円相当のモナコイン
- ・準優勝チーム:時価1万円相当のモナコイン
- ・三位入賞チーム:時価5,000円相当のモナコイン
- ・ottery bonus(大会参加者の中から抽選で5名):時価1,000円相当のモナコイン×5名
- ・参加賞:2モナコイン
ゲーム大会と仮想通貨の組み合わせは一見不思議に思えるかもしれませんが、もともとモナコインは2ちゃんねるから生まれたものですし、ユーザーに愛されている仮想通貨なので案外ピッタリなのかも。
ちなみに、モナコインが暴騰したのは今年10月なので、前回大会の入賞者が受け取ったモナコインの価値も上がっているということです。そういう面白さがあるのも、この大会の魅力の一つなのかもしれません。
ユーザーが盛り上げるモナコイン
モナコインはユーザーの一人ひとりが盛り上げようとしている“日本ローカルの仮想通貨”です。「仮想通貨とは何ぞ?」という人でも「モナコインなら欲しい!」と思ってしまうほどの魅力があります。
誕生した当初は“お遊び”と一部からバカにされていたこともありましたが、4年が経とうとしている今ではリアルイベントが開かれるほどの盛り上がりを見せています。その裏には、モナコインのユーザー達の情熱と愛情があるのは間違いありません。
これからどのようにモナコインが広がっていくのかーー。それを考えるだけでもワクワクしますね。
