iPhoneXの修理代は最大で9万円ほどかかることは、すでにApple公式サイトで発表されています。
iPhoneXを買うときに『AppleCare』というサポートサービスをつけておけば万が一修理が必要になっても1万円台で受けられるようになるので、できれば加入しておくほうがいいでしょう。
ここでは、iPhoneXの壊れやすさについて実験している動画をチェックできます。
切ったり叩いたり…iPhoneXの激しい実験をする米YouTuber
1500ガロン(約5678リットル)のコカ・コーラを入れたプール動画が約6千万再生を記録するなど、何かと話題の米YouTubeチャンネル『TechRax』が、iPhoneXの実験動画をあげました。
記事執筆の時点で投稿されている実験内容は「落下」「ハンマー&ナイフ」「水没&凍結」「ノッチ部分の切断」の4つ。
まずは落下テストの結果から見ていきましょう。
iPhoneXを落として割れるのか実験
『TechRax』は動画内でスマホケースを着けていないiPhoneXを落とす実験をしています。

スマホを触っているときの自然な高さからiPhoneXを落とします。

落ちたiPhoneXは、まず背面から地面へ落ち、その衝撃でバウンドし画面が下になった状態で止まりました。

案の定、背面ガラスには斜めに大きくヒビが入ってしまっています。

角部分も削れたようになっているのが見えますね。
もし背面ガラスのヒビ割れを修理するとなれば6万800円(AppleCare加入者は1万1800円)かかってしまいます。なかには諦めてそのまま使い続ける人も出てくるでしょう。
次は【画面を下にした状態で落とす】実験です。

もはや嫌な予感しかしない状態でiPhoneXを持つ男性。

画面が下向きの状態で落下し、バウンドして着地しました。

画面の中心から右上にかけてかなり大きな傷ができているのが分かるでしょうか。

別のアングルから見るとこのようになっています。
あの高さから落ちたことを考えればダメージは小さい方かもしれませんが、せっかくのiPhoneXの美しいデザインと綺麗な画面が台無しですね。
もし割ってしまった人は、画面割れなら背面ガラスの時より安く修理できるので早めに治してしまいましょう。
ちなみに、動画では同じベゼルレス端末の『GALAXY S8(サムスン)』との比較もされています。
iPhoneXと同じように検証した結果、背面ガラスの割れ方は似ているのに、画面の割れ方はiPhoneXのほうが大きいことが分かります。

普段iPhoneを使うときと同じ状態(iPhoneを立てるように持った状態)で落とした結果がこちら。
角に小さく凹んだような傷はできましたが、画面全体が大きく割れるということはありませんでした。これなら修理しなくても使い続けられそうですね。

次に画面を下にした状態で落とします。
スマホをひっくり返してみると、平面に大きなダメージはないですが四隅がボロボロになっていました。

さらに背面をみると、斜めに大きくヒビが入っているのが確認できます。
iPhoneXと見比べてみると、割れ方が似ているのがわかりますね。

iPhoneXもGALAXY S8もガラス素材が使われているので、使うときはスマホケースをつけるようにしましょう。
ケースの厚みに気をつければ、ワイヤレス充電器も問題なく使えます。
(▼動画)
